住商情報株が急反発、IFRS関連需要の増大期待-三菱U証は格上げ

情報システム中堅の住商情報シス テムの株価が5営業日ぶりに反発。日本でも国際会計基準(IFRS) の強制適用が検討されるなか、企業の情報システム更改が今秋以降本格 化すると期待されている。住商情報がIFRS関連の主要銘柄との声も あり、買いが増えた。

この日は買い気配で取引を開始し、午前9時10分に前日比4.8% 高の1340円で6600株の売買が成立した。その後も買いが優勢で、一時 は5.7%高と、5月28日(7.1%高)以来の日中上昇率を記録した。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は25日付で「IFRSがや ってくる」との投資家向けリポートを発行。日本では2012年にIFR S強制適用の是非を判断、15年か16年に強制適用される方向で議論が 進んでいると紹介した。

そのうえで、12年3月期にIFRS関連のシステム更改需要が活 性化し、13年3月期から14年3月期にかけてピークに達すると予測し た。同ソフトウエア投資の市場規模を3年間で4000億-5000億円と試 算、民間ソフトウエア投資額を4%程度押し上げるとみている。

担当アナリストの田中秀明氏は、11年3月期下半期以降、システ ム対応事例が増加すると予測、「IFRS関連需要を意識した銘柄選好 が行われる可能性がある」として、住商情報株の投資判断を「3(中 立)」から「1(強い買い)」に2段階引き上げた。IFRSを意識し た同社のERP売上高は11年3月期予想151億円に対し、13年3月期 には216億円に増大するとみて、1280円から1600円に引き上げた。

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