米社債保証コスト、7週間ぶり高水準-米景気の二番底懸念高まる

25日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストがこの7週間 で最も高い水準に上昇した。事前予想を下回る内容の経済指標を受け、 米経済の減速が一段と進むとの懸念が高まった。

マークイット・グループによると、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは0.9ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の113.3bpと、先 月7日以来の高水準となった。

同スプレッドは、7月の米新築住宅販売が減少し、米耐久財受注 が市場予想を下回る伸びにとどまったことで米景気の二番底懸念が高 まる中、5営業日連続で上昇。一時は115.7bpまで上げた。

スタイフェル・ニコラウスの運用担当者、チャド・モーガンラン ダー氏は「米経済が今年7-12月(下期)にゼロ成長になる可能性が 高い方向へ経済指標は傾いている」と指摘した。

CMAデータビジョンによれば、高級住宅建設で米最大手のトー ル・ブラザーズのCDSスプレッドは3.1bp上昇の236.5bp。売 上高で米住宅建設最大手のパルト・グループは4.3bp上昇し346.1 bpだった。7月の米新築住宅販売が過去最低水準に落ち込む中、両 社の同スプレッドは2008年12月以来の高水準となった。

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