タイ中銀:2カ月連続で利上げ、政策金利1.75%に

タイ中央銀行は25日、政策金利 を2カ月連続で引き上げた。政治的混乱にもかかわらず、同国の4- 6月(第2四半期)の成長率が予想を上回ったことが背景にある。

タイ中銀は同日の政策決定会合で、主要政策金利である1日物レ ポ金利を0.25ポイント引き上げて1.75%とした。同銀は前月、ほぼ2 年ぶりの利上げに踏み切った。ブルームバーグ・ニュースのエコノミ スト調査では、12人中11人が0.25ポイントの利上げを予想していた。

東南アジア諸国の中でインドネシアに次ぐ経済規模を持つタイの 4-6月期成長率は9.1%と、ブルームバーグ・ニュースが調査した エコノミスト11人全員の予想を上回った。少なくとも89人が死亡し た政治的混乱が響いたものの、輸出の好調が大きかった。

TMB銀行のエコノミスト、ベンジャロング・スワンキリ氏(バ ンコク在勤)は政策発表前に、「政治的混乱にもかかわらず、第2四半 期の成長率が堅調だったことを考慮すれば、中銀は政策金利の正常化 に向けて前進する必要がある」と指摘。「バーツ高は非常に心配だが、 他の通貨と比べて現在の水準は依然として低い。利上げをしてもしな くても、バーツの上昇トレンドは変わらないだろう」と述べた。

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