英豪BHPビリトン:1-6月の利益倍増-資源高が寄与

世界最大の鉱山会社、英・オース トラリア系のBHPビリトンの1-6月(下期)純利益は前年同期の 2倍に拡大した。カナダの肥料メーカー、ポタシュに仕掛けている400 億ドル規模の敵対的買収に拍車がかかりそうだ。

下期の純利益は65億8700万ドル(約5570億円)と、前年同期 の32億6000万ドルから増えた。BHPの広報担当ケリー・キルケ 氏が25日、2010年6月通期決算の発表後に明らかにした。ブルーム バーグがまとめたアナリスト5人の予想中央値(72億ドル)は下回っ た。

銅やニッケル、アルミニウムなどの価格上昇が利益を押し上げた。 09年6月通期は世界的な景気後退に伴う原材料需要減退で大幅減益 だった。純負債は41%削減して33億ドル。マリウス・クロッパース 最高経営責任者(CEO)は金属や鉄鉱石、石炭、エネルギー部門を 抱えるBHPに、ポタシュが保有する炭酸カリウム鉱山を加えること を目指している。

ストック・リソース(シドニー)のディレクター、スティーブン・ バートロップ氏は、BHPのキャッシュフロー(現金収支)の強さに ついて、「ポタシュ買収に関連するあらゆる費用を調達できるとの自信 を与えるものだ」と述べた。

10年6月通期の純利益は127億ドルと、前期の59億ドルから拡 大。ただ、ブルームバーグがまとめたアナリスト15人の予想平均(133 億ドル)には届かなかった。08年6月通期は過去最高の154億ドル を記録していた。

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