世界の金需要:4-6月は前年比36%増、欧州危機を背景に-WGC

金の需要が4-6月(第2四半期) に前年同期比36%増加したことが、産金業界団体ワールド・ゴール ド・カウンシル(WGC)の調査で明らかになった。欧州のソブリン 債危機が深刻化する中、金連動型ETF(上場投資信託)の購入が増 え、金の国際価格が大きく上昇したことが背景にあるとしている。

WGCが25日発表したリポートによると、第2四半期の金需要は

1050.3トンと、前年同期の769.6トンから増加。金ETFの購入は

291.3トンで、四半期ベースで過去2番目の大きさとなった。各国中 央銀行は5四半期連続で買い越した。

同四半期のニューヨーク金先物相場は、平均で1オンス=1198.05 ドルと、前年同期より30%高かった。欧州の財政問題を背景に、金が 避難先として買われた。6月21日には過去最高の1266.50ドルを付け た。

WGCの調査担当マネジャー、エイリー・オング氏は、「債務水準 の不確実さが続いていることや金融市場における信頼感の欠如、依然 として弱い景気回復を背景に、金投資需要には新たな誘因が見られる」 と述べた。金の投資需要は534.4トンで、2倍余りに拡大した。

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