内田洋株が年初来安値、今期減収を警戒-学校IT化の特需はく落

オフィス家具大手の内田洋行の株 価が前日比2.2%安の220円と5営業日続落し、連日で年初来安値を更 新した。学校施設のIT(情報通信)化を促進する2009年度補正予算 の特需が一巡、今期(11年7月期)は減収に転じると警戒されている。

内田洋が24日の取引終了後に公表した前期(10年7月期)決算速 報によると、連結営業利益は10億円となったもようで、前回予想から は6億円の上積み。国の「スクール・ニューディール」構想に基づき、 補正予算関連のICT(情報通信技術)案件の受注が増加、連結売上高 が計画比2.5%増の1415億円になることが奏功する。

正式な決算発表日は9月1日。同社経理部の林敏寿氏は今期業績に ついて、「補正予算関連の特需の反動で増収が難しい」とみている。

連結売上高の約4割を占める教育関連事業は、特需効果で前期に 70%弱の増収となった。学校IT化の方向性は変わっていないが、現時 点ではIT化を促進する来年度予算案は具体化されておらず、「当社の 業績予想上、教育関連事業は減収を想定せざるを得ない」と林氏は述べ ていた。

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