ブラジル株:4営業日続落、米景気の減速懸念で-ヴァーレ安い

24日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が4営業日続落。米国の景気が減速しつつあるとの 見方から商品相場が下落したことが売り材料となった。

鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレは2.3%安と、1カ月ぶりの 安値。金属価格の下落に加えて、同社がカナダの肥料メーカー、ポタ シュの買収に動くとの観測が出る中、肥料メーカー買収で交渉を行っ ていないと否定したことが手掛かりとなった。

世界4位の航空機メーカー、エンブラエルは同社製旅客機の中国 での事故を受けて、3.9%安とここ2週間で最大の値下がりとなった。 ブラジル石油公社(ペトロブラス)は2%安。原油価格が下落したほ か、同社がブラジル政府から購入する深海原油の権益の価格が従来の 見通しよりも高く設定される可能性があるとブラジル紙バロール・エ コノミコが報じたことが嫌気された。

ボベスパ指数は前日比1.3%安の65156.36。指数構成銘柄のうち 値下がりは49銘柄、値上がりは12銘柄。通貨レアルは0.3%高の 1ドル=1.7653レアル。

ソリドゥス証券で10億レアル相当の運用に携わるギリェルメ・サ ンド氏は「市場参加者らは再び二番底の可能性を懸念している」と指 摘。「先進国が抱える深刻な問題をめぐって多くの不安がある。米経済 は当初回復が見られたが、それはあまり持続していない」と述べた。

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