商品相場が6週間ぶり安値-米住宅統計で景気回復の失速懸念広まる

商品相場が24日、6週間ぶりの安 値に下落した。予想よりも弱い米住宅販売を示す数値が発表されたた め、世界的な景気回復は失速しているとの懸念が広がった。

商品24銘柄で構成されるS&P・GSCIスポット指数は一時、 前日比1.9%下落し7月13日以来の安値に達した。原油先物価格は7 週間ぶりの安値。コーヒーは過去2年余りで最大の下げを記録し、銅 とトウモロコシは5週間ぶりの大幅安となった。

全米不動産業者協会(NAR)が24日発表した7月の米中古住宅 販売件数(季節調整済み、年換算)は前月比27%減の383万戸。ブル ームバーグが集計したエコノミスト予想の中央値は465万戸だった。

インフィニティ・トレーディング(オレゴン州)のフェイン・シ ェーファー社長は「経済の弱さが続くことへの全般的な不安を理由に トレーダーは商品に関連する多くの資産を売っている」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は一時、 1バレル当たり71.45ドルと、中心限月としては7月7日以来の安値 を付けた。ICEフューチャーズUSのアラビカ種コーヒー先物12 月限は8.1%安の1ポンド当たり1.6845ドルで終了し、2008年3月以 来最大の下げを演じた。NYMEXのCOMEX部門では、銅先物12 月限は1.5%安の1ポンド当たり3.262ドルと、7月16日以来で最大 の値下がり。

S&P・GSCIスポット指数は昨年50%上昇したが、今年は

5.8%下落している。ニューヨーク時間午後2時53分(日本時間25 日午前3時53分)現在は1.6%安の494.305。

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