米中古住宅販売:過去最大の27%減-奨励策の反動

7月の米中古住宅販売は、1999 年の統計開始以来で最大の落ち込みを記録した。実質的に4月に終 了した政府の住宅購入支援措置が需要を先食いし、さらに雇用市場 の低迷を背景に今後の伸びを期待するのは難しいことが示唆された。

全米不動産業者協会(NAR)が発表した7月の中古住宅販売 件数 (季節調整済み、年換算、以下同じ)は前月比27%減の383 万戸と、1999年統計開始以降で最低。下落率も最大。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の予想中央値465万戸を 大きく下回った。7月の中古住宅販売(季節調整前)は前年同月を 26%下回った。

6月の中古住宅販売は526万戸と、速報値の537万戸から下方 修正された。

スコシア・キャピタル(トロント)のエコノミスト、デレク・ ホルト氏は、中古住宅販売統計について、「これは米住宅市場にとっ て悲惨な内容を含んでいる。供給が過剰になっており、今後数カ月 間にわたり価格に押し下げ圧力が加わるだろう」と指摘した。

7月の中古住宅価格(中央値)は前月比0.2%下落して18万 2000ドル。同価格の下落は5カ月ぶり。

7月の中古住宅在庫は2.5%増加して398万戸。これにより、 販売に対する在庫比率は12.5カ月と、少なくとも1999年以来の 高水準となった。前月は8.9カ月だった。7月の一戸建て在庫比率 は11.9カ月と、1983年以来の最高だった。

ックしてご覧ください。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE