三菱商:カナダのシェールガス開発に参画-362億円出資

三菱商事は24日、カナダの大手エ ネルギー会社、ペン・ウェスト・エナジー・トラスト(PWE)が所 有するコルドバ堆積盆地(ブリティッシュ・コロンビア州)のシェー ルガスを中心とする天然ガス開発プロジェクトに参画すると発表した。 出資額は約4億5000万カナダドル(約362億円)。

発表資料によると、三菱商が新設するカナダ子会社が、PWEが 所有する鉱区のシェールガス資産などや関連する天然ガス処理・輸送 設備の50%を約2億5000万カナダドル(約201億円)で取得する。 また三菱商は今後の開発井掘削の費用のうち、約2億カナダドル(約 161億円)を負担する。

同鉱区のシェールガス資産はLNG換算で約1億-1.6億トンと 日本の天然ガス年間需要を上回る埋蔵量が見込まれ、2014年にLNG 換算で年約350万トン(三菱商の持ち分50%)の生産を目指す。同プ ロジェクトは今後15年間にわたり採掘など開発を進めるもので、事業 費は約3000億円程度の予定。

野村証券の成田康浩シニアアナリストは「LNGの需給が若干だ ぶつく傾向にある中、シェールガスなどの非在来型の資源へ投資のポ ートフォリオを広げることは意味があり、ポジティブにとらえること ができる」と期待感を示した。

シェールガス事業をめぐっては、三井物産がことし2月、米ペン シルベニア州のマーセラス・シェール地区で開発・生産中の事業への 参画を決めている。

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