香港の中遠太平洋:1-6月は82%増益-世界貿易が回復

アジア3位のコンテナターミナ ル運営会社、香港の中遠太平洋(コスコ・パシフィック)の1-6月 (上期)決算は、純利益が前年同期比82%増加した。世界的な貿易 量の回復に加え、物流合弁会社の保有株売却が増益に寄与した。

香港証券取引所への24日の届け出によると、上期の純利益は1 億8990万ドル(約160億円、1株当たり7.96セント)。前年同期 は1億450万ドル(同4.66セント)だった。同社は親会社の中国遠 洋運輸集団(コスコ・ホールディングス)に物流合弁会社コスコ・ロ ジスティクスの株式を売却し、8470万ドルの利益を得た。

個人消費の回復に伴い小売企業がアジア製品の在庫積み増しを進 める中、中遠太平洋のコンテナ取扱量は第2四半期に19%増加した。 船舶関連情報サービス会社アルファライナーによると、今年の世界の コンテナターミナルの取扱量は、中国がけん引役となり12%増える 可能性がある。

富昌証券のゼネラルマネジャー、藺常念氏(香港在勤)は「貿易 の回復に伴いコンテナ業務は上期に回復した」と述べた。ただ、「欧 米の需要は若干不透明で、これが7-12月(下期)の取扱量の伸び を抑える可能性がある」との見方を示している。

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