米物価連動債、緩慢な景気回復ペースを示唆-バークレイズのポンド氏

米インフレ連動債(TIPS)市 場は、低調で長い時間を要する景気回復を示唆している。バークレイ ズ・キャピタルで米金利戦略の共同責任者を務めるマイケル・ポンド 氏がこう指摘した。

ポンド氏は、ブルームバーグラジオの番組「ブルームバーグ・サ ーベイランス」の司会者、トム・キーン氏との23日のインタビューで、 「市場は現在の緩慢な景気回復ペースが2年や3年、4年でなく、10 年か20年、あるいは30年続くことを示唆している」と発言。「超長期 のインフレ期待が、より短期のインフレ期待とほぼ同程度低下してき た。ブレークイーブンレートは、米連邦準備制度理事会(FRB)が われわれをこの問題からすぐに救い出すことはできないと示唆してい る」と述べた。

30年物TIPSと同年限の国債との利回り格差であるブレーク イーブンレートは、2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低 下し1.89ポイントとなった。20日には1.87ポイントと、2009年9月 以来の低水準を付けていた。ブレークイーブンレートは消費者物価見 通しの指標として注目されている。

ポンド氏は、デフレのリスクと、インフレおよびバブルのリスク とのバランスを取るため、FRBが「かなり長い間」、政策金利をゼロ 近辺に維持するだろうと予想した。

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