近藤経産大臣政務官:異常な円高-考えられる全手段検討を

近藤洋介経済産業大臣政務官は 24日午前、現在の為替相場について、異常な円高であり考えられる手 段はすべて考えるべきだと述べた。国会内で開かれた経済産業部門会 議終了後、記者団に語った。この日の会議で座長を務めた北神圭朗・ 民主党衆院議員は記者団に対し、政府は不正常な円高にあるという認 識を強く明確にすべきだとの考えを示した。

近藤氏は円高について「異常な円高だ。考えられる手段はすべて 考えるべきだ」と指摘。北神氏は「通貨政策は今の円高が不正常であ るという認識を政府が対外的に明確にしていないのではないか。もっ と強く明確にすべきだ」と政府の対応は不十分との認識を示した。

北神氏によると、部門会議でも政府全体としては危機意識が足り ないという声が出たという。これに対し、近藤氏は「北神座長を含め て今日の会議は政府の危機意識は足りない、スピード感も不足してい るというご叱責(しっせき)をいただいたと思っている」と述べた。

また、近藤氏は経済産業省として来年度税制改正要望で、①法人 実効税率(現行は東京都で40.69%、うち国税は27.89%)を主要国 並みに段階的に引き下げるため、法人税率の5%引き下げ②ナフサ (石化製品製造用)、石炭(鉄鋼、セメント等の製造用)の原料用途 免税の恒久化③地球温暖化対策のため化石燃料課税(石油石炭税)の 強化の検討-などを盛り込む方針を明らかにした。

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