平和株が1年ぶり高値、「ルパン」シリーズ好評-販売上振れを期待

パチンコ・パチスロ機メーカーの 平和の株価が前日比1.9%高の1097円と、2009年8月14日以来、約1 年ぶりの高値に回復した。「ルパン三世」シリーズのパチンコ機の販売 が好調なうえ、同シリーズとしては3年ぶりの投入となるパチスロ「ル パン一族の秘宝」の評判も高く、販売上振れが期待されているようだ。

同社経営企画室の大内仁氏によると、4-6月(第1四半期)のパ チンコ販売台数は5万6000台となり、通期計画19万3000台に対する 進ちょく率は29%となった。6月投入の「ルパン三世・徳川の秘宝を 追え」が計画通り好調に推移したほか、チャレンジ機種との位置付けで 期初計画に織り込んでいなかった「シャボン玉ホリデー・パチンコだよ ピーナッツ」が8700台の販売となり、収益に貢献した。

会社側の今期(11年3月期)業績計画は、連結売上高が前期比 21%増の767億円、営業利益が同2.5倍の92億円。販売台数をそれぞ れ3万台弱とみていたパチンコ「ゴルゴ13」と同「江戸の始末屋」は 若干計画を下回る見通しだが、ルパンシリーズが好調なうえ、パチスロ の「南国スペシャル」と「トップをねらえ」が想定を上回っており、 「パチンコとパチスロを合わせた販売台数は計画を若干上回る見通し」 と大内氏は話す。

独立系調査会社ティー・アイ・ダヴリュの西村尚純シニアアナリス トは、「内需系ディフェンシブ銘柄の一角として、個人投資家が目先で 買える好業績株とみて投資しているようだ」と述べた。

ブルームバーグ・データによると、会社側の業績予想値で算出した 株価収益率(PER)は9.6倍、株価純資産倍率(PBR)は1.12倍、 配当利回りは4.6%。

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