サイゼリヤ株が反発、低価格品人気で営業利益5割増の報道

低価格の直営イタリアレストラン を展開するサイゼリヤ株が5営業日ぶりに反発し、前日比2.7%高の 1684円と午前の高値で引けた。低価格メニューの人気で、今期営業利 益が前期比約5割増える見通しと24日付の日本経済新聞朝刊で報じ られ、足元の好業況をあらためて評価する買いが先行した。

日経新聞報道によると、サイゼリヤの2010年8月期(今期)の連 結営業利益は前期比約5割増のおよそ140億円になる見通しという。 同社広報担当の今村諭氏は、報道内容について「当社が公表したもの ではない」とした上で、「既存店の上期の売上高はテレビの影響で好調 だった」と話している。

独立系調査会社ティー・アイ・ダブリュの岡敬シニアアナリスト は、第3四半期まで好調に推移したため、10年8月期の営業利益を会 社側計画の135億円、日経報道数値を上回る145億円と予想。同氏に よ ると、外食産業の価格交渉が厳しさを増す中で、イタリアレストラン に特化した同社は競争相手が少なく、さらに「低価格を追求し、価格 競争力もある」と評価した。

ブルームバーグ・データによると、TIWはサイゼリヤ株の投資 判断を「中立プラス」としている。

会社側が7月に公表している09年9月-10年5月期(第3四半 期)の売上高は前期比16%増の732億円、本業のもうけを示す営業利 益は前期比2.3倍の107億円、純利益は前年同期の70億円の赤字から 58 億円への黒字に転換した。営業利益の通期計画に対する進ちょく率 は79%に達していた。

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