ギリシャの銀行に合併迫る政治圧力、貸倒増加などで大幅減益の公算

ギリシャの銀行に合併を迫る政治 圧力が強まっている。貸し倒れの増加や資産の質の悪化で4-6月(第 2四半期)の利益が落ち込んだ公算が大きいためだ。

今後1週間以内に決算発表するギリシャ・ナショナル銀行(NB G)、EFGユーロバンク・エルガシアス、アルファ銀行、ピレウス銀 行の4行はパパコンスタンティヌ財務相とギリシャ中央銀行のプロボ ポラス総裁から提携の検討を要請された。アナリスト予想によると、 4行の利益は6割強減少したとみられる。

ギリシャでは、ヘレニック・ポストバンクと同国の銀行で唯一、 欧州連合(EU)のストレステスト(健全性審査)に「不合格」とな ったギリシャ農業銀行の政府保有株を買い取る案をピレウス銀が先月 提示したことから、合併観測が広がっている。決算発表で貸倒損失や 不良債権の増加、預金の流出が明らかになる公算が大きいだけに、合 併すれば銀行のコスト削減とバランスシート強化、資本市場へのアク セスや資金調達機会の改善につながるとみられる。

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