米企業の社債保証コスト上昇、景気懸念で1週間ぶり高水準-CDS

23日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場で、米企業の社債保証コストは1週間ぶり の高水準に上昇した。投資家の間では、経済成長ペースが従来予想 より一段と遅くなるとの懸念が高まっている。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指 標であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニ ューヨーク時間午後4時59分(日本時間24日午前5時59分)現在、

0.75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の109.75bp。 スプレッド上昇は投資家心理の悪化を示す。

ナイト・リベルタスの債券戦略責任者、ブライアン・イエルビ ントン氏は、先週発表された経済指標が市場予想を下回ったことを 受けて、よりリスクの高い資産への投資意欲が減退したと指摘した。

米新規失業保険申請件数はブルームバーグがまとめたエコノミ ストのすべての予想より多く、フィラデルフィア連銀が発表した8 月の同地区製造業景況指数は1年ぶりに縮小した。

CMAデータビジョンによれば、米学資ローンSLM(サリー メイ)のCDSスプレッドは23.5bp上昇の688.4bpと、2009年 11 月以来の高水準となった。

一方、英・オーストラリア系鉱山会社BHPビリトンは8.4b p低下し、110.5bp。BHPからの敵対的買収を回避しようとして いるカナダの肥料メーカー、ポタシュは代替案をめぐって他社との 協議を始めたことを明らかにした。

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