カナダ・ドル:1カ月ぶり安値-原油安や政策金利据え置き観測で

23日の外国為替市場でカナダ・ド ルは対米ドルで1カ月ぶり安値を付けた。原油相場の下落が売り材料 となったほか、景気回復の鈍化を示唆する経済統計を受けてカナダ銀 行(中央銀行)が次回の政策会合で政策金利を据え置くとの観測が強ま った。

ノバスコシア銀行の外国為替ストラテジスト、サッシャ・ティハ ニ氏(トロント在勤)は電子メールで、「カナダ・ドルは米景気が軟調 なことや、雇用や物価など以前は支援材料だったカナダの指標が鈍化 していることから下落傾向にある」と指摘。米ドルは対カナダ・ドル で「ついに1米ドル=1.05カナダ・ドルの上値抵抗線を突破したよう だ」と説明した。

カナダ・ドルは一時、7月20日以来の安値となる1米ドル=

1.0530カナダ・ドルを付け、終値は1.0522カナダ・ドル(1カナダ・ ドル=0.9504米ドル)。先週20日は1.0475カナダ・ドルだった。

ノバスコシア銀行のデータによると、オーバーナイト・インデッ クス・スワップ(OIS)の水準は、カナダ銀行が9月8日の政策会 合で政策金利を0.75%に据え置く確率は62%であることを示してい る。今月初旬時点では40%未満だった。

カナダ国債相場は上昇。2年物国債(表面利率2%、2012年9月 償還)利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し て1.24%、価格は11セント高の101.5カナダ・ドルだった。

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