ブラジル株:3日続落、世界景気の鈍化懸念で商品相場下落-レアル安

23日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が3営業日続落。世界の景気回復が腰折れしつつ あるとの懸念から商品相場が下落したことが売り材料となった。

牛肉生産で世界最大手のJBSは4.2%安となり、ボベスパ指数 の下げを主導。合弁会社イナルカJBSのコーポレートガバナンス(企 業統治)をめぐる不和解消のため、合弁相手であるイタリアのクレモ ニーニの持ち分買い取りを検討すると発表したことが手掛かり。鉄鉱 石生産で世界最大手のヴァーレは2.4%安と、3営業日続落。金属価 格の下落に加え、カナダの肥料メーカー、ポタシュに買収提案を行う 可能性があるとの観測が嫌気された。

アドインベスト・コンスルトリア(リオデジャネイロ)のパート ナー、ジュリオ・マルチンズ氏は「短期的な見通しは、ぱっとしない」 と指摘。「海外に多くの懸念材料がある」と述べた。

ボベスパ指数は前週末比1%安の65981.86。同指数構成銘柄の 値下がりと値上がりの比率は約5対1。通貨レアルは0.8%安の1ド ル=1.7701レアル。先週末20日は1.7562レアルだった。

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