シカゴ小麦:上昇-ロシアの禁輸措置で米国産への代替需要強まる

23日のシカゴ商品取引所(CBO T)の小麦先物相場は上昇。過去4営業日で3日目の値上がりとなっ た。少なくとも過去50年で最悪の干ばつに見舞われたロシアが小麦の 禁輸に踏み切ったのを受けて、世界最大の輸出国である米国産の小麦 に対する需要が強まっている。

米農務省によれば、米輸出業者による12日終了週の小麦輸出成約 高は141万トンに達した。前週比では4.6%の増加。小麦相場はロシ アの生産が減少する中で、6月末以降51%上昇している。ロシアは昨 年カナダと並んで世界2位の小麦輸出国だった。

市場調査会社スペクトラム・コモディティーズ(オハイオ州)の オーナー、ルイーズ・ガートナー氏は「トレーダーらはロシアの禁輸 問題をめぐって再び強気の姿勢に転じた」とした上で、「買い付け業者 が供給を奪い合っている状態だ」と述べた。

シカゴ小麦先物12月限は前週末比13.5セント(1.9%)高の1ブッ シェル=7.255ドルで終了。需要の回復を背景に今月は9.7%値上がり している。

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