NY原油(23日):6週間ぶり安値、ドル上昇で需要減-73.10ドル

ニューヨークの原油先物相場は 下落。ドルが対ユーロで上昇し、代替投資先としての商品の魅力が後 退したことで6週間ぶりの安値を付けた。株が朝方の上げを縮小した ことも相場を圧迫した。

原油は4営業日続落。この日はドルの対ユーロ相場が7月13日 以来の高値を付けた。今週発表の米経済指標で景気足踏みが示される 可能性から、投資資金が比較的安全とされるドルに向かったことが背 景。

トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード) のアナリスト兼ブローカー、ジーン・マクギリアン氏は、「米景気動 向が株やドルにどう影響を及ぼすかによって、原油の動きも決まる」 と指摘。「景気をめぐる不安が強まれば、相場は70ドルに近づくだ ろう」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は前 日比72セント(0.98%)安の1バレル=73.10ドルで取引を終了 した。一時は72.75ドルと、7月7日以来の安値を付ける場面もあ った。年初からは7.9%下げている。

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