欧州債:独10年債利回り、過去最低から上昇-8月の経済活動拡大で

欧州債市場では、ドイツ10年 債利回りが過去最低付近から上昇に転じた。ユーロ圏のサービス業と 製造業を合わせた経済活動が1年1カ月連続で拡大したことが背景に ある。

マークイット・エコノミクスが23日発表したユーロ圏の総合景 気指数は8月に56.1と、前月の56.7から低下。経済活動の拡大・ 縮小の分岐点を意味する50は上回った。ベルギー政府がこの日実施 した2013年、20年、22年償還の国債入札は好調だった。

BNPパリバ(ロンドン)のシニア債券ストラテジスト、パトリ ック・ジャック氏は、「ドイツ国債相場は過去4週間にわたり上昇し、 値固めの段階を迎えた」と述べた上で、「大きく売りを浴びることは ないと見込んでいる。週末に向かって好転するだろう」と続けた。

ロンドン時間午後4時23分現在、独10年債利回りは前週末比 2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.28%。同 国債(表面利率2.25%、2020年9月償還)価格は0.25ポイント 下げ99.615。独30年債利回りは1bp上げ2.91%となった。

ベルギー国債入札

ベルギーのベンチマーク債である10年債相場はいったん下げた 後、国債入札後に値を戻した。同利回りは2.95%で前週末からほぼ 変わらず。一時は3%まで上昇する場面もあった。

満期2013年の国債(表面利率4%)入札の応札倍率は3.39倍。 6月28日実施時は3.21倍だった。22年償還の国債(同4%)に ついては1.84倍。2月22日は1.72倍だった。20年償還の国債 (同3.75%)は1.84倍。先月26日の入札では1.85倍だった。

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