CATボンドが6週連続高-「活発な」米ハリケーン予報の下方修正で

自然災害の発生リスクを売買す るCATボンド(大災害債券)が、6週連続で上昇した。米国で「極 めて活発」なハリケーンシーズンになるとの予報が修正され、災害発 生リスクが後退したとの見方が広がった。

スイス再保険CATボンド価格リターン指数は20日、0.5%上 昇し95.27となった。これは10カ月ぶりの大幅高。保険会社がCA Tボンドの元本を保険金の支払い原資として徴収する可能性は低いと 投資家は判断している。同指数は毎週末に算出される。

アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)やトラベ ラーズといった保険会社は、自然災害に対する再保険の代わりとして CATボンドを発行する。災害が起こらなければ、購入した投資家が 利益を得る格好だ。米気象予報センターは今月5日、今年のハリケー ンシーズンにおいて名前が冠せられる暴風雨の数を14-20と、従来 予想の14-23から下方修正した。シーズン初めの2カ月の発生が当 初予想を下回ったためと説明している。

MMCセキュリティーズ傘下、GCセキュリティーズの保険関連 証券販売担当のグローバル責任者、チ・ハム氏は、「シーズンに入る に当たっては、かなり悲観的な予報が出ていた」とした上で、「少な くともシーズン初めの段階ではそれほど活発ではないようだ。この状 態が9月まで続けば、CAT債の価格が上昇する状況が整う」と語っ た。

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