欧州の商業用不動産ローン、4-6月にデフォルト増加-フィッチ

欧州の商業用不動産ローン担保 証券(CMBS)の裏付けとなるローンのデフォルト(債務不履行) は、4-6月(第2四半期)に「着実に」増えた。格付け会社フィッ チ・レーティングスが発表した。

23日のフィッチ発表によると、6月末時点のデフォルト件数は 合計22件と、1-3月(第1四半期)の12件から増加した。

フィッチのアナリスト、ジョイア・ドミネド氏とアンドルー・カ リー氏は、「デフォルトに陥る理由はさまざまだが、ローン期日に発 生するケースが多い」と指摘。「当社は引き続き、今後到来するロー ン期日を最も注視している」と続けた。

フィッチによると、商業用不動産ローンの大半は価格が下落し たオフィス、小売りおよび産業用スペースを担保としており、借り手 は銀行の貸し渋りにより借り換えが困難な状況となっている。

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