「アンネの日記」に登場のクリの木、樹齢180年で倒れる-2代目植樹へ

第2次世界大戦中にナチスの強 制収容所で死亡したユダヤ系ドイツ人の少女、アンネ・フランクがア ムステルダムでの隠れ家生活の間に綴った日記に繰り返し登場するク リの木が23日、倒れた。

アンネ・フランク財団のディレクター、ハンス・ベストラ氏は電 話で、「午後1時半ごろに重さ30トンの木が倒れるすごい音がした。 アンネ・フランクの家には被害はないし、誰もけがをしなかったので 良かった」と語った。

このクリの木は樹齢180年で、菌類に侵されたことから1年半前 にスチール製の支柱が添えられた。この木のあった場所には同じ木の 苗木を植え育てるとベストラ氏は述べた。

アンネの日記の初版は1947年にオランダで出版された。アンネ は隠れ家に暮らした2年余りの間、外に出られず、家の中から見えた クリの木について書いていた。日記には1944年5月にクリの木につ いて、昨年よりもさらに美しいという記述がある。

隠れ家の住人は1944年8月4日に捕らえられ、アンネはベルゲ ン・ベルゼン強制収容所へ送られ1945年3月、15歳で命を落 とした。アンネ・フランクの家は1960年から公開されている。

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