債券投信への資金流入、ネットバブル期の株式投信を上回る勢い

債券投信への資金流入額がインタ ーネットバブル期の株式投信への流入額を上回りそうな勢いを見せて おり、債券相場が下落に向かうとの懸念が強まっている。

ブルームバーグと米投資信託協会(ICI)が集計したデータに よると、6月までの2年間に債券を中心に運用する投信に4802億ドル (約41兆円)が流入した。1999年から2000年にかけて株式投信に流 入した資金は4969億ドルだった。

世界的な景気回復の腰折れ懸念に加えて4-6月(第2四半期) の米経済成長率が予想を下回る2.4%にとどまったことを受け、投資 家の間ではあらゆるタイプの債券の保有を増やす動きが広がっており、 一部の利回りは過去最低を付けた。新たな流入資金は相場上昇に拍車 を掛け、投資適格級の米社債利回りは先週、過去最低の3.79%に達し、 2年物米国債利回りは0.5%を下回り過去最低を記録した。

ブルックフィールド・インベストメント・マネジメント(ニュー ヨーク)のコーポレートクレジット担当マネジングディレクター、ジ ョエル・レビントン氏は、債券への資金流入は「いずれ持続不可能に なるだろう。それが今から5年先なのか、5週間後なのかを言うのは 少々難しい」と述べた。

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