日本通信:アイフォーン4をドコモ通信網で利用可能に

大手携帯電話会社の回線を借りて 事業展開する仮想移動体通信事業者(MVNO)であるベンチャー企 業の日本通信は23日、国内携帯首位NTTドコモの通信網で米アップ ルの携帯端末「iPhone(アイフォーン)4」を使えるサービス を26日に開始すると発表した。数カ月で2万件の契約獲得を目指す。

日本では同3位のソフトバンクモバイルが、契約情報を登録して いる「SIMカード」ともども、アイフォーン販売を事実上独占。こ のため日本通信は、ソフトバンクよりも接続可能なエリアが広いとさ れるドコモの通信網を借用してきた実績を基に、新サービスを提供す る。

ただ、利用するには、通信会社を問わず使える「SIMフリー」 のアイフォーン端末を輸入業者から購入するなどして海外から調達し、 日本通信が販売するSIMカードを差し込む必要がある。

日本通信の三田聖二社長は同日都内で開いた説明会で、契約目標 として「数カ月で2万台くらい行くのではと期待している」と語った。 同社はアイフォーンの前機種である「3GS」向けにも7月末から同 じサービスを展開しているが、同席した福田尚久専務によると、これ までの契約者は「数千人のレベル」という。

三田社長は「アイフォーン4」向けサービス開始を機に、データ 通信速度を従来の毎秒300キロビット程度から「思いきり快適」な水 準に引き上げたと強調。しかし、具体的な数字は示さなかった。

今回のサービス展開については6日に日本経済新聞朝刊が先行し て報道。同日の日本通信株価はストップ高(値幅制限いっぱいの上昇) をつけていた。

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