【個別銘柄】輸出、石油関連、ソニー、日触媒、サイゼリヤ、野村不H

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きょうの日本株市場で、株価変動 材料の出た銘柄の午前終値は以下の通り。

輸出関連株:トヨタ自動車(7203)が前日比0.6%安の2987円、 キヤノン(7751)が1.4%安の3500円など軒並み安。TOPIXの業 種別下落寄与度上位には電気機器、輸送用機器が入る。米国で24日に 発表される7月の中古住宅販売統計が大きく落ち込むとみられているほ か、為替市場では3営業日ぶりに1ドル=85円台を一時割り込むなど 円高も進行し、収益不安から売りが優勢だ。

石油関連株:国際石油開発帝石(1605)が2.8%安の38万9500円 など安い銘柄が目立ち、業種別指数の値下がり率1位は鉱業。23日の ニューヨーク商業取引所の原油先物相場は一時前日比1.4%安の1バレ ル=72.75ドルと、7月7日以来6週ぶり安値を更新。在庫評価益の減 少観測から売りが優勢となった。

ソニー(6758):2.9%安の2427円。台湾最大の液晶表示装置(L CD)メーカーである奇美電子は23日、ソニーのノートブックパソコ ン「VAIO」、液晶テレビ「ブラビア」、家庭用ゲーム機「プレイス テーション3」が同社の米国での特許を侵害しているとして、ソニーを 米連邦地裁に提訴した。

日本触媒(4114):8.3%安の761円。公募増資などで最大200億 円を調達すると23日発表した。調達資金は設備投資と子会社への投融 資資金に充当する予定。発行済み株式数が最大13.3%増えるため、1 株当たり株式価値の希薄化を懸念した売りが優勢。シティグループ証券 の池田篤アナリストは「財務体質が良好であったことから今回の増資は 意外感が強い」と指摘。ただ希薄化の程度は比較的マイルドな印象で、 「中長期で高い成長が見込まれるSAPなどで的確な設備投資がなされ るのであれば、大きなネガティブとは言えない」と考えている。

サガミチェーン(9900):3.5%安の498円。固定資産の減損に関 する会計基準に基づき建物などの資産の減損損失を計上、2011年1月 期の連結最終損失は8億9000万円と、従来予想の7億1000万円から赤 字幅が拡大する見通しとなった。

サイゼリヤ(7581):2.7%高の1684円。10年8月期の連結営業 利益は前期に比べ約5割増の140億円程度になる見通し、と24日付の 日本経済新聞が報道した。従来予想は135億円。低価格メニューがテレ ビ番組で紹介されたことなどで新規顧客が増えたという。独立系調査会 社ティー・アイ・ダブリュの岡敬シニアアナリストは、外食産業の価格 交渉が厳しさを増すなか、イタリアンレストランに特化した同社は競争 相手が少なく、「低価格を追求し価格競争力もある」と評価する。

野村不動産ホールディングス(3231):4.4%安の1142円。クレデ ィ・スイス証券は23日、投資判断を「中立」から「アンダーパフォー ム」、目標株価を1200円から1000円に引き下げた。

アーム電子(6671):ストップ安(制限値幅いっぱいの下落)とな る30円(37%)安の52円売り気配のまま。同社は23日、民事再生手 続き開始を東京地裁に申請したと発表した。負債総額は62億円。08年 のリーマン・ショック以降に電子回路基板の需要が減少、価格競争も激 化して業績が低迷した。さらに子会社による不適切会計処理が発覚し、 信用が悪化して資金繰りがひっ迫した。大証ジャスダックは9月24日 付で上場廃止にすると発表。

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