【FRB要人発言録】日本の失敗に学び追加緩和も-ブラード総裁

8月23日(ブルームバーグ):8月16日から8月22日まで の米連邦準備制度理事会(FRB)要人らの主な発言は次の通り (記事全文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<8月19日>セントルイス連銀のブラード総裁(アーカンソー州 ロジャースで講演):経済の動向がディスインフレリスクの高まり を示唆するようになれば、バランスシートを一定に維持するために 必要な範囲を超えて米国債を購入することが妥当と考えられる。プ ログラムの重要な目的の一つは、米経済のコアインフレを日本でみ られたような水準に近づけないことだ。日本の経験が示すようにイ ンフレ率低下の行き過ぎは困難な状況を引き起こしかねない。

(講演後の記者団との質疑応答):この日の講演はFRBが再び危 機モードに入ったとの見方に反論する狙いがあった。われわれがこ うした行動を取る場合は、2008年から09年初めのような危機モ ードでそれを実行するという考え方にわたしは反論したかった。米 経済ははるかに強くなっている。

<8月17日>コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(ノーザン・ ミシガン大学で開かれた財界人会議で講演):(8月9日のFOM C(連邦公開市場委員会)決定について、)これを受けて投資家ら は米国の経済状態が自分たちのこれまでの想像よりも悪いとの見方 に傾いた、というのが私個人の解釈だ。私に言わせれば、この反応 は見当違いなものだ。経済の現状についてFOMCの決定や声明か ら得られる新たな情報は何もないというのが私の考えだ。労働市場 は憂慮すべき状況にあるが、問題の解決に向けて米連邦準備制度に できることが多くあるとは考えづらい。金融刺激策は、製造工場が 新たに労働者を雇いたいと思える状況を作り出した。だが、FRB は建設業の労働者を製造業の労働者に変える手段は持ち合わせてい ない。

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