NY原油(20日):6週間ぶり安値、米景気回復足踏みの兆しで

ニューヨークの原油先物相場は 6週間ぶりの安値まで下落。米新規失業保険申請の増加で、石油の最 大消費国である米国で景気回復が足踏みしているとの懸念が強まった。

原油は一時1.7%安。米労働省が19日発表した14日に終わっ た1週間の新規失業保険申請件数は増加、昨年11月以来の高水準を 記録した。米エネルギー省(DOE)が18日に発表した13日終了 週の在庫統計によると、原油と燃料を合わせた在庫合計は少なくとも 1990年以来の高水準に増加した。

BNPパリバ・コモディティ・フューチャーズのブローカー、ト ム・ベンツ氏は、「米経済統計は弱い内容が続いており、原油は最近 の安値からさらに下げた」と指摘。「在庫は20年ぶりの高水準にあ り、需要の伸びもあまり見込めない。需給要因を考えれば相場はまだ まだ高過ぎる」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前日 比97セント(1.30%)安の1バレル=73.46ドルで取引を終了し た。一時は73.19ドルと、7月7日以来の安値を付ける場面もあっ た。週間ベースでは2.6%下げた。9月限はこの日が最終取引だった。

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