ウェーバー連銀総裁:11年の独成長率予想を引き上げも-回復堅調で

ドイツ連邦銀行(中央銀行)の ウェーバー総裁は、景気の回復が予想よりも力強いことから、独連銀 が来年の独成長率見通しを引き上げる可能性があることを明らかにし た。

ウェーバー総裁は19日、フランクフルトでのインタビューで、 「2011年の成長率予想の上方修正は排除されていない。ただ小幅な ものになりそうだ」と語った。連銀は19日公表した月報で、今年の 独成長率を約3%と、6月時点で見込んでいた1.9%から上方修正 した。6月時点ではまた、11年の成長率は1.4%との予想を示して いる。

ドイツの4-6月(第2四半期)の実質GDP(国内総生産)は 前期比2.2%増と、20年ぶりの高成長となった。ただ同国の輸出に 対する需要は世界的に後退しており、景気拡大ペースは今後鈍化する 可能性が高い。ウェーバー総裁は、7-9月(第3四半期)と10- 12月(第4四半期)の成長率については、0.5%程度になる可能性 があるとの見解を示した。

総裁は「現在のモメンタム(勢い)は持続可能なものではない」 とした上で、「われわれは力強い第2四半期を予想していたが、それ でも結果にはいささか驚いた。非常に素晴らしい四半期だった」と述 べた。

また、より力強い成長の恩恵は財政赤字削減に活用すべきであり、 追加の歳出策や減税に利用すべきではないと指摘。「今の段階で財政 再建への道を後戻りするのは重大な誤りになろう」と述べた。

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