パナソニック:中国パネル現地生産を5倍に-コスト抑制(Update1)

プラズマテレビ世界最大手のパナ ソニックは中国・上海市にあるプラズマテレビ用パネル工場の生産能 力(42型換算)を2012年度に現在の月2万5000台から約5倍の12 万台へ増強する。同社が20日発表した。

中国は世界最大のテレビ市場に成長するのが確実なため、今後の 需要拡大に対応できるよう、コスト競争力のある生産体制を築く。現 在はパネルの不足分は日本から輸出している。現地生産強化で輸送コ ストや関税を抑え、円高による目減りも回避する。広報担当の門田晃 氏によると、現地生産拡大により生産コストが2-3割程度下がる見 通し。

同社のプラズマテレビの生産拠点は上海市と兵庫県尼崎市の2カ 所だが、尼崎工場(国内第3工場)の生産設備の一部を上海工場に移 設。移設に伴って拠点を近隣地に移し、新拠点でのパネル生産を12 年度から開始する予定。一方、尼崎工場の一部は太陽電池の生産に転 用する方向で検討している。

同社は中国を含む新興国での売上高を09年度の4400億円から12 年度には7700億円に伸ばす計画を打ち出している。3300億円の上乗 せ分のうち、中国市場は1070億円を見込む。

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