香港株(終了):反落、ハンセン指数が2週連続安-米指標など重し

香港株式相場は反落。週間ではハ ンセン指数が2週連続安となった。中国当局が資産バブル抑制策を維 持するとの観測や、米国の週間失業保険申請件数の予想外の増加で、 世界経済見通しへの懸念が高まった。

中国政府系の不動産開発会社、チャイナ・リソーシズランド(華 潤置地、1109 HK)は2.7%安。人民日報が論説で7-12月(下期)の インフレ圧力に警戒するよう指摘したことが材料となった。ニューワ ールド・デベロップメント(新世界発展、17 HK)も1.9%値下がり。

交通銀行(3328 HK)は0.8%安。中国工商銀行(1398 HK)は0.7% 安。中国本土の銀行は地方政府関連融資で6000億元相当の引当金計上 を迫られる可能性があると証券時報が報じた。

携帯電話端末などを製造する富士康国際(フォックスコン、2038 HK)は0.9%安。先週の米新規失業保険申請件数は昨年11月以来の高 水準となった。

IGインベストメントで運用に携わるティム・レオン氏(香港在 勤)は、「中国の政策緩和が予想ほど早い時期に実施されることはない との懸念を市場参加者が抱いていたが、人民日報の論説はその恐れを 一段と確かなものにした」と指摘。また、「米経済指標の弱さが投資家 の信頼感への重しとなりつつある」と述べた。

ハンセン指数は前日比90.64ポイント(0.4%)安の20981.82。 指数を構成する43銘柄のうち、下落が33銘柄、上昇が8銘柄、2銘 柄が変わらずだった。今週1週間では0.4%下げて2週連続の下落と なった。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比0.6%安の11779.67。

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