米国、IMF理事会の定数維持案を阻止-新興国の発言権拡大図る

【記者:Sandrine Rastello】

8月19日(ブルームバーグ):米国は国際通貨基金(IMF)で の新興市場国の発言権拡大を図る取り組みの一環として、理事会の 現在の構成を維持する決議案の通過を阻止した。

米財務省の報道官が19日明らかにしたところによれば、IMF 加盟国に提示された理事会定数24人を維持する案は米国の支持を 得られなかった。理事会の当初の定数は20人で、定数の例外措置を 認めるために2年ごとに投票が実施される。承認に必要な85%の票 を獲得するには、IMFの出資割当額(クオータ)で最大の米国の 支持が不可欠だ。

この結果、現在ベルギーとオランダを含め欧州の理事が9人に 上る同理事会の構成をめぐり協議が始まることが確実となった。昨 年の20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)は、経済規模 に不釣り合いの強い発言権を持つ国からクオータを移すことにより、 中国など新興市場国の発言権を拡大させることで合意した。

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