BP、シンガポールの元社員4人から逆提訴の反撃-秘密情報悪用否定

英BPの商品取引チームの責任者だ ったクエック・チン・テアン氏ら元社員4人がBPを逆提訴した。同社 はクエック氏らが秘密情報を悪用してライバル社の業務立ち上げを助け たとして提訴していた。

クエック氏のほか、元地域業務マネジャーのクラーレンス・チャン 氏や元取引マネジャーのジョン・フー氏らが18日にシンガポール高等法 廷へ提出した訴状では、BPからの不正解雇や未払金があるとしている。 元上級アシスタント、ローラ・クアン氏は退職金37万9000シンガポール ドル(約2400万円)が支払われていないと主張している。

BPは、シンガポールのエネルギーチームの元社員6人を、ライバ ル企業の深セン・ブライトオイル・グループがシンガポールで競合事業 を立ち上げるのを助けるため、取引の「裏技」など秘密情報を悪用した として訴えていた。2007年にボーナス制度が変更されたことが一因とさ れる社員退職に歯止めをかけるために訴訟を起こした面もある。

訴状によると、メキシコ湾の原油流出事故でBPは4-6月期(第 2四半期)に過去最大の赤字を計上し、これも社員退職に拍車をかけ た。クエック氏によると、今年、BPのアジア取引業務から少なくとも 社員200人のうち40人が退職した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE