トヨタやユニリーバ:パキスタンでの販売が減少する公算-洪水被害で

史上最悪の洪水に見舞われたパキ スタンでは、トヨタ自動車の現地合弁会社は同国内の自動車需要の低迷 を予想している。また世界2位の消費財メーカー、英・オランダ系ユニ リーバの現地子会社は販売目標を達成できない恐れがあるとみている。 同国では洪水によって作物が被害を受け、2000万人が住む場所を失っ ている。

トヨタ自動車が38%出資するインダス・モーターのパルベズ・ギ アス最高経営責任者(CEO)は19日、カラチからの電話インタビュ ーで、今四半期(7-9月期)は業界全体の販売台数が最大25%減少 する可能性があるとの見方を示した。また、景気低迷が予想されること から、10月には減産を強いられる恐れがあると話した。同社は時価総 額でパキスタン最大手の自動車メーカー。

一方、ユニリーバ・パキスタンのエサン・アリ・マリクCEOは 「最悪の場合」には、通年の売り上げ目標を最大7%下回るとの見通 しを示した。ただし、パキスタンの主要都市部や工業地区は洪水の被 害を免れたことで、工場が受けた損害は限定的となっており、利益へ の影響にも歯止めがかかる公算だ。同CEOによると、最も被害の大 きな地域からの収入は全体の約8%だという。

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