米マクドナルドの元建て債、中国債券市場で起債のベンチマークに

ファストフード最大手の米マクド ナルドが外国の事業会社として初めて起債した人民元建て債は、中国 が世界経済の原動力としての地位を最大限活用しようとする中で、 同 国がグローバル債の新たな市場となる道を開いた。

マクドナルドは、2013年9月償還、表面利率3%の社債2億元(約 25億円)相当を起債した。小売り最大手の米ウォルマート・ストアー ズも元建て債の発行を計画している。

中国は2月、国際金融センターとして香港の地位向上を図るとと もに、世界貿易の元建て決済を推進する狙いから、外国企業に香港で 元建て債の発行を認めた。バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリル リンチが算出する指数によれば、中国企業発行の人民元建て社債リタ ーンは今年6%と、2005年以後で最も良いパフォーマンスとなってい る。

インターナショナル・ストラテジー・アンド・インベストメント・ グループ(ISI)のシニア・マネジングディレクター兼中国調査責 任者、ドナルド・ストラスハイム氏は、外国企業による元建て債発行 について、「この人気はトレンドになるだろう」と述べ、「中国で事業 拡大を望む数多くのグローバル企業は、同国の発展する債券市場を活 用したいと考えるだろう」と語った。

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