豪中銀副総裁:インフレリスクへの「警戒」が必要-景気拡大に伴い

オーストラリア準備銀行(中央 銀 行)のバテリノ副総裁は、鉱山投資ブームが強まる中、豪州の景 気拡大が向こう数年間にインフレ圧力を押し上げる恐れがあるとの 認識を明らかにした。

同副総裁はブリスベーンで20日、「資源ブームの際にインフレ が問題となり得ることは歴史で示されている。今回のブームでは過 去に比べて問題は小さいと考える根拠はあるものの、引き続きリス クへの警戒が必要だ」と述べた。

豪中銀は今月3日の政策決定会合で、米欧での景気減速懸念な どを理由に3カ月連続で政策金利を据え置いた。昨年10月から今年 5月までに6回の利上げを実施していた。中国の資源需要は米シェ ブロンなどの企業の投資拡大を促し、失業を減らす一方で熟練労働 者不足を悪化させる可能性がある。

バテリノ副総裁は「今後もさらなる成長を見込むのが合理的だ」 としながらも、「豪経済は現在、能力の限界近くで稼働しており、成 長が持続的となるには生産性の一段の改善と規律ある政策が必要と なろう」と指摘した。

政策担当者らは、来年末までにインフレ率が平均2.75%となり、 12年半ばまでには中銀目標である2-3%の上限に達すると予測 している。

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