【テクニカル分析】ポンド、対円で約4週間ぶり安値へ下落も

外為どっとコム総合研究所の岡田 剛志常務取締役によると、ポンドは対円で約4週間ぶりの安値水準と なる1ポンド=130円台後半へ下落する可能性がある。過去60日間の 終値の平均値を表す移動平均線を下回って推移していることが理由だ。

ポンド・円は先週半ばから60日移動平均線上で推移していたが、 17日以降は同平均線を完全に下抜けた状態となっている。

岡田氏は「ポンドは60日移動平均線より下で推移しており、下方 向にバイアスがかかっているという感じだ」と指摘。さらに20日移動 平均線を基準とするボリンジャーバンド(132円14銭付近)を下抜け れば、ポンドの下落に拍車が掛かる可能性があり、その場合は7月22 日に付けた安値の130円85銭近辺が照準に入ってくる、とみている。

ポンドは今月3日に5月以来の高値となる137円79銭を付けたが、 その後じりじりと水準を切り下げ、18日には132円45銭の直近安値 を付けた。20日の東京市場では133円ちょうど前後で推移している。

ボリンジャーバンドは移動平均を挟んで上下に標準偏差の線を引 いたチャート。価格変動がバンド内に収まる可能性が高いとの推定の 下、上部バンドに到達したら売りサイン、下部バンドに到達したら買 いサインと「逆張り指標」として用いられる。また、バンドを上抜け れば、新たな上昇トレンド発生との判断から買い、下部バンドを下抜 ければ下落トレンド発生で売りと「順張り指標」としても用いられる。

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