BPが情報提供を依然拒否、原因究明阻む-トランスオーシャンが主張

英BPのメキシコ湾原油流出事故 で、爆発を起こしたリグ(石油掘削装置)を貸し出していた沖合掘削 請負会社のトランスオーシャンは、BPが「引き続き文書の提供を拒 否している」ため、流出原因の究明が阻害されているとの見解を示し た。

トランスオーシャンのスティーブン・ロバーツ弁護士は18日付の BPあて書簡で、トランスオーシャンが6月21日以来求めている文書 をBPはまだ提供していないと指摘。同書簡の写しはオバマ政権当局 者や議員に送付された。BPがトランスオーシャンからリース契約で 借りていたリグ「ディープウォーター・ホライズン」は4月20日に爆 発事故を起こした。

同弁護士は同書簡で、BPの文書提供がない場合、「原因究明と全 海上作業員の安全を改善する措置を策定するという任務は、信頼性を 伴う形で完了することは不可能だ」と説明した。

BPの広報担当、エリザベス・アシュフォード氏は同書簡を「誤 解を招く恐れのある誤ったもの」とした上で、トランスオーシャン側 の主張にBPは失望していると言明。「われわれはリグの悲劇の原因を めぐる米政府などの調査に積極的に協力してきた」と述べ、「こうした 調査への協力は今後も明確かつ確固なものであり続ける」と強調した。

同書簡では提供を求めている情報として、原油流出を防げなかっ た噴出防止装置の圧力試験データなど16種類が挙げられている。

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