ECBのホノハン氏:欧州経済は「改善」-インフレ懸念なし

欧州中央銀行(ECB)政策委員 会メンバー、アイルランド中銀のホノハン総裁は、欧州経済が「改善」 したと指摘した上で、インフレ圧力に対する当面の懸念はないとの認 識を示した。

ホノハン総裁は20日、東京で記者団に対し、欧州の4-6月期の 国内総生産(GDP)について「改善した数字が好調だった様子を示 唆している」と指摘。「さまざまな指標がインフレ期待の安定を裏付け ており、実際のインフレ率見通しも引き続き望ましい水準にある」と 述べた。

ユーロ圏の4-6月期GDPは前期比1%増と、市場予想を上回 る伸びとなった。ドイツの成長率が20年ぶりの高水準に達したのが背 景。7月のユーロ圏インフレ率は1.7%に上昇し、1年8カ月ぶりの 高水準を記録。これにより、ECBが刺激策を段階的に解除していく 上で、政策委員会内で対応をめぐり意見が分かれる可能性がある。

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