アジア株:反落、需要鈍化懸念で-シャープや豪ビラボンが安い

20日のアジア株式相場は下落。 MSCIアジア太平洋指数の続伸は5営業日で止まった。国際的な 需要が鈍化しているとの懸念から、シャープやオーストラリアのビ ラボン・インターナショナルが下げた。

シャープは電子機器メーカーの下げを主導。液晶テレビ用パネ ルの生産調整に入ると日本経済新聞が報じたことが手掛かり。サー フウエア・メーカーのビラボンは10%近い下げ。今年度の利益見通 しがアナリスト予想を下回ったことが嫌気された。中国の交通銀行 は香港市場で1.5%安。不良債権に対する引当金の計上が必要にな るとの観測が広がった。

T&Dアセットマネジメントの天野尚一運用統括部長は、世界 景気の先行きについて「明るい絵が描けない」と指摘。「世界中の株 市場でネガティブなセンチメントが広がってしまっている。世界全 体で需要が不足している。需要の好転がなければ景気の回復は望め ない」との見方を示した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時43分現在、前 日比1.3%安の118.55。週間ベースの上昇率は0.6%に縮小した。

日経平均株価は前日比183円30銭(2%)安の9179円38 銭で引けた。

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