豪公益企業の債券は「買い」、世界経済の「逆風」依然強い-AMP

オーストラリアの資産運用会社、 AMPキャピタル・インベスターズは、世界経済の回復鈍化の兆し を受けて同国のインフラ・公益企業関連の債券を購入している。

300億豪ドル(約2兆2798億円)を運用するAMPでシニア・ ポートフォリオマネジャーを務めるデービッド・キャラザーズ氏は シドニーでのインタビューで、インフラ・公益事業の債券は利回り のプレミアムが高く、リターンが安定していると指摘。「世界経済と 金融システムは依然として向かい風が強い」と述べ、「一部のディフ ェンシブ・セクターを有望視している」ことを明らかにした。

ゴールドマン・サックス・グループと、パシフィック・インベ ス トメント・マネジメントのモハメド・エラリアン最高経営責任者(C EO)は今月、米経済が再びリセッション(景気後退)入りする確 率は少なくとも25%あると指摘している。バンク・オブ・アメリカ (BOA)メリルリンチの指数データによると、オーストラリアの 公益企業の債券利回りは、国債に対する上乗せ幅(スプレッド)が 今年55ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小し 203bp まで低下する一方、同国の社債全体のスプレッドは2bp縮小して 216bpとなった。

ブルームバーグの集計データによれば、金融機関を除くオース トラリア企業が今年発行した債券32億豪ドルのうち、66%はインフ ラ・公益企業の債券だった。

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