欧州債:ドイツ債上昇、10年債利回りは過去最低-景気懸念で需要増

欧州債市場ではドイツ国債相場 が上昇。独10年債利回りが過去最低を記録した。米国の景気鈍化を 示す経済データが世界的な景気減速懸念につながり、域内で最も安全 とされるドイツ国債に対する需要が高まった。

独30年債利回りは2日連続で3%を下回る水準にとどまった。 米フィラデルフィア連銀が19日に発表した8月の同地区製造業景況 指数が予想に反して低下した。また、先週の米失業保険申請件数は1 万2000件増の50万件となった。アナリスト予想では47万8000 件への減少が見込まれていた。

BNPパリバの金利ストラテジー責任者、パトリック・ジャック 氏(パリ在勤)は、フィラデルフィア連銀の製造業景況指数が「最悪 の予想よりもはるかに悪い内容だったのは明らかだ」と述べ、「こう した指標が、米国を含めて全世界で成長鈍化とインフレ低下のシナリ オを支える要因となっている。これは国債にとっては好材料だ」と付 け加えた。

ロンドン時間午後5時半現在、独10年債利回りは前日比5ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.302%と、過去最 低となった。同国債(表面利率2.25%、2020年9月償還)価格は

0.4ポイント上げ99.535。30年債利回りは2.97%と、前日から 3bp低下した

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