欧州委:次回のギリシャ融資は承認の公算-赤字削減が進展

欧州連合(EU)の行政執行機関 である欧州委員会はギリシャについて、財政赤字削減の公約達成に向 けた取り組みと構造改革が予定よりも速いペースで進展しており、次 回の融資実行の確保に向け軌道に乗っているとの認識を示した。

欧州委のアルタファイ報道官は19日、ブリュッセルで記者団に、 ギリシャの赤字削減は「予定よりもさらに速いペースで進んでいる」 と述べ、「ギリシャは公約達成に向け軌道に乗っている」と 付け加えた。

ギリシャは、昨年13.6%だった財政赤字の対国内総生産(GDP) 比率を2014年にEUの財政基準である3%以内まで低下させること を目指している。パパンドレウ首相は5月に、国際通貨基金(IMF) とEUの緊急融資と引き換えに、さらなる賃下げとアルコールなどの 増税を約束した。

同報道官は、欧州委はユーロ圏の財務相らが9月7日にギリシャ への2回目の融資実行を承認すると見込んでいると語った。次回融資 の総額は90億ユーロ(約9800億円)で、内訳はEUが65億ユーロ、 IMFが25億ユーロとなっているという。

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