米GM:社内の財務統制は効果を発揮していない-会計処理を見直し

米自動車メーカー、ゼネラ ル・モーターズ(GM)は、破産法の適用から脱却して約1年たった 現在でも内部財務統制が効果を発揮しておらず、これから問題が見つ からないとは投資家に対して保証できないとの見解を示した。

新規株式公開(IPO)に関する18日の米証券取引委員会(S EC)への届け出で明らかにした。GMの経営陣は会計処理の改善点 を検証しているところで、毎年行われる見直しが終了するまで、問題 点が改善されたかどうか結論を出せないとした。

GMは会計処理を見直し、財務統制が効果的ではないと6月30 日に判断したという。同社は2009年に財務報告・分析・情報公開 について新しいソフトウェアや手続きを実施することで、財務統制の 改善において「大幅に前進」していたという。

デラウェア大学のジョン・L・ワインバーグ・センター・フォ ー・コーポレート・ガバナンスのディレクター、チャールズ・エルソ ン氏は、GMがこのような見解を明らかにしたのは、同社の監査役が 社内の財務統制にまだ問題があるとみている可能性があると指摘。

エルソン氏は「こうした見解がIPOの届け出に盛り込まれるの は少し変だ」と述べ、「こういったことは届け出の前に修正されてい るのが普通だ」と語った。

GMは06年に会計部門を再編。会計監査役と最高会計責任者 (CAO)の役職をニコラス・サイプラスCAOの元に一元化し、 2000年までさかのぼり決算を修正した。破産法の申請前には、06 年と05年の年次報告書や04年の修正報告に問題点を発見したこと を明らかにしていた。

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