ユーロは1.328ドルに上昇も、その後7年ぶり安値に下落か-UBS

【記者:Mary Childs】

8月18日(ブルームバーグ): ユーロの今後3カ月間の対ドル相 場は7年ぶりの安値である1ユーロ=1.15ドルに下落する前に、

3.2%上昇する可能性があると、スイスのUBSは予測した。

UBSの為替戦略責任者マンスール・モヒウディン氏(シンガポ ール在勤)は18日のリポートで、「中期的にユーロに弱気な立場を変 えていないが、短期的には上昇の公算が大きいとみている」と指摘。 「市場が一段の量的緩和策を求めると同時に、米連邦準備制度理事会 (FRB)は景気の二番底を回避する動きに出るとみた場合、ドルに は悪材料になる恐れがある」と説明した。

ドルはニューヨーク時間18日午後零時3分(日本時間19日午前 1時3分)現在、0.1%高の1ユーロ=1.2867ドル。短期的な材料を 手掛かりに、ユーロは9日に付けた1.328ドルまで上昇する可能性が ある。その後、1.15ドルに下落すれば2003年9月以来の安値となる。

FRBは17日、25億5100万ドル(約2190億円)規模の米国債 買い切りオペを実施した。国債買い切りは昨年10月以来。ソブリン債 をめぐる懸念の後退を受け、比較的小規模な国の国債利回り上乗せ幅 (スプレッド)が縮小していることなども、ユーロが上昇する手掛か りになるとみられる。

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