ブラジルのヴァーレ株に割安感強まる-イタウは買いの好機活用

鉄鉱石生産で世界最大手、ブラジ ルのヴァーレは株価が4月以降に15%下落し、ボベスパ指数との比較 ではここ1年余りで最も割安な水準にある。イタウ・ウニバンコ・ホ ールディングの運用担当者ギリェルメ・レブカス氏はヴァーレ株を買 っていると話している。

ブルームバーグの集計データによると、ヴァーレ株の2010年予想 株価収益率(PER)は今週9.2倍と、ボベスパ指数のPERに対し 過去1年4か月で最大のディスカウント状態となっている。ヴァーレ のPERは7月16日に8.7倍に低下し、2009年4月以来の低水準を 記録した。

ヴァーレ株が4月に付けた2年ぶりの高値から下落している背景 には、中国の需要減速懸念がある。レブカス氏は電話インタビューで、 中国はヴァーレの売上高の43%を占めるものの、投資家は需要減速の 深刻さと収益への影響を過大評価していると指摘した。

レブカス氏は「ヴァーレ株が売られ過ぎたときにはいつでも、わ れわれはその好機を利用した」と述べ、「ヴァーレを買うと、中国の中 産階級の成長性を買うことになる」と語った。

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