ドンキホテ株反落、今期営業利益計画は予想下回る-長崎屋動向注視

首都圏中心に総合ディスカウント 店を全国展開するドン・キホーテ株が反落。同社は18日、2011年6 月期の営業利益計画を前期比9.2%増の230億円と発表したが、ブル ームバーグが集計したアナリスト8人による事前予想の中央値242億 円には届かず、一時前日比4.2%安の2215円まで売られた。

ドンキホテが18日の取引終了後に発表した決算短信によると、今 期(11年6月期)の連結業績予想は、売上高が前期比4.6%増の5100 億円、純利益は同13%増の116億円とした。前期(10年6月期)の売 上高は前の期に比べ1.4%増の4876億円、営業利益は23%増の211 億円、純利益は20%増の102億円だった。

野村証券の池内一アナリストは18日付のリポートで、「高単価・ 高粗利商品の売り上げにも回復が見られ、ドンキ単体の業績改善が進 んでいる」と評価。一方、連結子会社化している長崎屋の採算改善は やや遅れ気味、との認識を示した。長崎屋の再生策として進める独自 のディスカウント業態であるメガドンキについても、業態確立にやや 時間を要しているとした。

池内アナリストは同リポートの中で長崎屋に関し、10年4-6月 に10億円の赤字だった点に言及。今期を通じ「改装費用の積み増しや 販売面での試行錯誤が続くとみられる」と指摘する。

ただ野村証では、ドンキ単体の既存店販売の堅調、粗利益率の改 善、経費抑制の進展で業績の上振れ余地があると予想。今期の営業増 益率は会社計画を上回る14%と見て、投資判断「1(買い)」を継続 している。

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