欧州株:4週ぶり安値、米経済指標悪化で景気懸念-ホルシム安い

欧州株式市場では、ストックス欧 州600指数が4週間ぶり安値に下落。米新規失業保険申請件数が9カ 月ぶり高水準となったほか、フィラデルフィア地区の製造業景況指数 が低下したことで、米経済が再びリセッション(景気後退)に陥ると の懸念が高まった。

セメントメーカー2位、スイスのホルシムなど建設関連の銘柄が 大きく売られた。同社の4-6月(第2四半期)決算は、純利益が市 場予想を下回った。水処理の英ペノン・グループやユナイテッド・ユ ーティリティーズ・グループも安い。投資判断の引き下げが嫌気され た。英石油大手BPと鉱業大手ベダンタ・リソーシズは、商品価格の 下落を受けて値下がりした。

ストックス欧州600指数は前日比1.4%安の253.9で終了。一 時は、ドイツ連邦銀行(中央銀行)が2010年の独成長率予想を上方 修正したことに反応し、0.7%高まで上げる場面もあった。

コムインベスト・アセット・マネジメントのポートフォリオ戦略 部門責任者、トーマス・ティルゼ氏(フランクフルト在勤)は、ブル ームバーグテレビジョンのインタビューで、「われわれは短期的に株 式には慎重だ」と説明。「困難な時期になるだろう。消化すべき材料 がまだいくつか残っている。例えば、欧州の財政政策は調整が必要だ」 と語った。

ホルシムは6.3%安。ユナイテッド・ユーティリティーズは

2.9%下落。ペノンは3.5%下げた。

BPは2.7%下落。ベダンタ・リソーシズは4.8%値下がり。

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